花見山&女神山
4月13日(水)
花いっぱいの「花見山」に行ってきました。
ここは私有地ですが、無料で開放している花の山です。
混むのは分かってはいましたが、平日でも(好天のため余計)すごい人出でビックリです!かの有名なツアー会社のバスも4~5台で来ていました。マイカー乗り入れはもちろんできません。マイカー臨時駐車場(あぶくま親水公園)があり、そこからはシャトルバス(協力金として500円/1人)で往復します。
ここは個人の花木栽培農家の阿部さんが4代にわたり作り上げてきた花木の山です。特に2代目の阿部一郎氏は、戦前戦後から開拓に力を注ぎ、戦後は家族一丸となって家の復興を目指し、今は花見山公園となったこの山の(地域の)発展に力を注いだという事です。昭和30年代になると、花が咲き誇る山を見せてほしいという声が多くなり、一般に開放されるようになったという事です。
写真愛好家グループの招きで福島を訪れるようになっていた写真家「秋山庄太郎」さんが 、昭和54年初めてこの地を訪れ「福島に桃源郷あり」と絶賛し作品を通して紹介され、全国的に有名になったとのことです。
二代目の一郎氏が尊敬する父・伊勢次郎さんが詠んだうたをご紹介しておきます。
ひとすじに 花を愛でつつ 五十年 世の安らぎを 花に求めて
先週9日(土)NHKラジオR1「山カフェ」の番組でも紹介していました。その時に園内にいて解説や案内をしてくれているボランティアの方が話していた「御衣黄(ぎょいこう)」というネギ色(今回桜の下で案内してくれていたボランティアの方の表現)のサクラが「今日開花宣言です!」
あっという間に11:30、ベンチやテーブルのある広い「物産広場」でお昼を食べてから次の「女神山」に移動することにしました。
<女神山>599.3m
<女神山で出合った花たち>
花満喫の福島の山旅でした。コロナ禍で山に行く機会が少なかった皆さん、久しぶりの山行の方が殆どで、もちろんお知り合い同士の方でもあり再会を喜んでいました。