山の案内人阿部源

登山ガイドの夫と共に行くいろいろな山の様子を主に見ていただきたいと思います。そして山の景色や花などをいっしょに楽しんでいただければ幸いです。また、普段の生活で感じたこや家庭菜園の様子などもアップしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

屋久島

宮之浦岳

4月22日(金)~23日(土)

1日目 淀川登山口~花之江河~投石平~翁岳~栗生岳~宮之浦岳~新高塚小屋(泊)

6:00淀川登山口出発

早速出合った物、見上げているのは・・・

これです!

ミヤマカタバミが咲いていました。朝早い時間でまだ開いていません。

淀川避難小屋の先で橋を渡ります。流れがきれいです。

途中の展望台から眺める「黒味岳」てっぺんの岩は「豆腐岩」

小花之江河

日本最南端の高層湿原「花之江河」

アセビがいっぱい咲いていました。

翁岳

翁岳と栗生岳の間にある携帯トイレブース

翁岳

くりお岳(栗生岳)

いくつものアップダウンを繰り返しやっと目の前にした「宮之浦岳

宮之浦岳山頂

宮之浦岳登頂の感動に浸ってばかりいられません。
まだ「新高塚小屋」までの長い道のりが残っています。

第一展望台からの眺め 芽吹きの山肌がきれいです。

新高塚小屋までもう少し

15:25 新高塚小屋到着

宮之浦岳を登りやっとたどり着いた「新高塚小屋」には先客の登山者だけでなく、次々に登山者が到着してきます。私たち同様、日程をずらしたのでしょうね。割合混雑していたように感じました。

天気もいいし、外のテーブルで「宮之浦岳登頂祝い」です!

2日目 新高塚小屋~高塚小屋~縄文杉~ウィルソン株~楠川分れ~小杉谷橋

    ~荒川登山口

まだ暗い中、外で朝食

ヘッドランプを付けて、5:30に新高塚小屋を出発しました。どんどん明るくなってきました。

道路でなく山中でもヤクシカが見られました。

ヤクザルも群れで新芽を食べていました。

高塚小屋到着

縄文杉 

ウィルソン株

ロッコ道(楠川分れ)に出ました。

楠川分れで休憩し、延々と続くトロッコ道を行きます。雨がポツリポツリ・・・

こんな橋をいくつか渡ります。

白い花は「ハイノキ」

三代杉

小杉谷休憩舎で休み、雨足が少し強くなってきました。
小杉谷小中学校跡を見ながら荒川登山口に向かいます。

トンネルをくぐれば荒川登山口まではあとわずか!登山口には12:40到着しました。

荒川登山口に着いてから雨は更に強まりました。すれ違った縄文杉日帰りツアーの若い女性たちは、今頃泣き出したい気持ちで歩いているだろうと案じていました。
予約時間よりだいぶ早く到着できたので、タクシー会社に連絡し早めて迎えに来ていただきました。「スゴイ雨ですね」と感想を言うと「こんなの大したことではありません」とのこと。屋久島の人たちが、「大変な雨」と感じるのはいったいどれくらいなんでしょうね!
以上のように、最後は少し雨になってしまいましたが、青空の宮之浦岳登頂を果たせ非常にラッキーな登山となりました。参加してくださった皆さんがとっても喜んで下さり(天気かな?)よかったです!