尾白川渓谷
11月2日(水)
甲斐駒ヶ岳・黒戸尾根と日向山に挟まれた谷「尾白川渓谷」に行ってきました。
朝の車中から雪をかぶった「富士山」や徐々に迫る「北岳」や「甲斐駒ヶ岳」そして8月下旬に行った「鳳凰三山」を眺めながら登山口の「竹宇駒ケ岳神社」に向かいました。
渓谷歩きですが、有名な「西沢渓谷」とは大違い!
黒部峡谷水平道並みのコースでした。いや、それ以上に危険かな?というのは、黒部峡谷水平道は、谷底からの高さが半端なく高いが、もっと幅が広いし、しっかりした鎖がずっと設置されています。でもここは鎖を支える鉄の棒がぐらついている箇所が多く、道幅は横になって通るような場所もあります。時々「おしゃべりしないで集中して!」とゲンさんの声掛けがありました。
今年「黒部峡谷水平道」のツアーに参加してきたという方の話では、同行のガイドさんが、口うるさいくらいに参加者の皆さんに注意をしていたとのことでした。そのガイドさんの気持ち、よ~くわかりますよ。特に写真を撮ろうという方は、モニター画面を覗いている時平衡感覚を失いやすいことを認識していただきたいと思います。それから今回もゲンさんが制止しましたが、休憩時に写真を撮りにその地点より先に行こうとしました。他人同士の団体行動であることを今一度考えていただけるようお願いいたします。
事故を起こしてしまえば取り返しがつきません。下山後いつも耳にする「いい景色だったね!今日の山はよかった!」「今日の天気も景色も最高!」同行した方々同士で「またどこかの山でお会いしましょうね!」が毎回聞けるようお願いいたします。