山の案内人阿部源

登山ガイドの夫と共に行くいろいろな山の様子を主に見ていただきたいと思います。そして山の景色や花などをいっしょに楽しんでいただければ幸いです。また、普段の生活で感じたこや家庭菜園の様子などもアップしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

榛名縦走コースをつなげる

水沢山~相馬山

11月27日(日)

昨年度も榛名外輪山縦走を行いました。昨年度の参加者は4人と少なかったのですが、参加してくださった方々は口をそろえて「こういうのはおもしろいですね」「来年もやって!」等、おもしろさの反応を示してくださいました。

今年はこのブログでもお伝えしましたように、「赤城ほぼ全山縦走」を行いました。そして昨年の榛名の続きで、水沢山から昨年度は予定していたのに時間切れで行けなかった「相馬山」まで繋げました。昨年の時間切れの理由は、途中で豚汁を食べるなどゆっくりしてしまったためでした。それはそれで皆さん喜んで下さり、とっても楽しかったんですよ!その反省を踏まえて、今年の赤城山では、そういう事を取りやめて目的達成を優先しました。

水沢観音のモミジの紅葉に朝日が当たりとってもきれいな中、
皆さん「水沢の駐車場」の現地集合で参加してくださいました。
私は皆さんを見送って「水沢山北登山口」に移動しました。

30分ほど登って最初の平坦地で休憩です。

さあ今日のコースは長いですよ。出発しましょう!

石仏群の所から赤城山を眺める

水沢山山頂から周りの山々を眺める

これから目指す峰々を水沢山山頂から見る
相馬山(左)右二つのピークは雌岳・雄岳

北登山口で合流後「雌岳」に向かいます。

あちらこちらで「マユミ」の実が見られました。
青空に映えてまるで花が咲いてるようです。

オンマ谷分岐から見る最終目的地の「相馬山」

谷の中という事もありますが、集合時には結構ふいていた風も止んで暖かくなりました。

急登を登り上げると避難小屋まで一旦平坦になります。

「避難小屋」というより「東屋」といった方がよい小屋の所で休憩後は雌岳への急登です。

雌岳山頂からの眺め 水沢山がカッコイイです!

子持山から小野子山・十二ヶ岳

景色に見入る皆さんに「ヤセオネ峠で会いましょう!」と一足先に下山しました。

雌岳か雄岳のどちらかに登るという事で雌岳に行ったのですが、時間も大丈夫そうなのと、皆さんの希望もあり「雄岳」のピークも踏むことになりました。

雄岳からの眺め 遠くに見える白い山は草津白根方面の山々です。

昨年巡った榛名富士~掃部ヶ岳とその向こうに浅間山

雄岳で昼食です。
私は雌岳で打ち合わせた通り「風穴駐車場」で待つことになっていましたので、そこに行き無線で「車道歩きになるけど歩かず車で移動する?」と連絡すると、「雄岳で昼食中、予定通り車道を歩いてヤセオネ峠に向かうからそこで合流すればよい。」とのこと。
赤城縦走に手伝ってくれたイケメンガイドのIさんが今回も同行してくれました。
無線も赤城同様、Iさんが持ってきてくれました。こんな連絡がすぐ取れて助かりました。
また、風穴駐車場には5台ほど駐車可能です。

風穴駐車場へ到着したIさんと参加してくれた皆さん
機会があったらまたIさんに手伝っていただきたいですね。皆さん期待していてくださいね!

相馬山への登りにはハシゴ設置箇所があります。

相馬山到着

前橋市街 県庁も見えます。

「富士山も見えるね」とみんなでシャターを切ったけど映っているかな?
午後は霞んでしまいました。

垂直にちかい傾斜のハシゴを慎重に下ります。

ここからは緩やかに下るだけです。小休憩して下りましょう!

連なる鳥居をくぐってヤセオネ峠に到着です。

振り返って最後の鳥居 今日はいくつの鳥居をくぐったのでしょうね?
よいことがありますように!

こうして2年かけて「榛名全山縦走」は終了しました。

今回参加してくださった3人の方が昨年のコースも歩いた方々です。

トレランの人のように、一回で全部歩き切れませんので、来年度も次の年またはその次の年で全コースつながるような魅力ある山域をご紹介していき、つなげることの楽しさを感じていただきたいと思います。ご期待ください!