子どもたちと尾瀬に!
8月19日(土)~20日(日)
「チャレンジキッズプロジェクト」で、尾瀬に行ってきました。コロナ禍で、一昨年昨年と中止になってしまった「尾瀬ヶ原~至仏山登山」でした。やっと実施にこぎつけ、定員を上回る申し込みをいただきました。
両日ともに天気は朝から晴れていたのですが、雷雨の予報で残念ながら至仏山登山は中止になってしまいました。それでも学年が小さい班は竜宮まで、中学生や高学年の班は竜宮~ヨッピ橋周回のコースをスタッフと共に親子で歩いてきました。
4班に分かれての活動ですが、尾瀬ヶ原を歩く際は一列になってしまいました。解説を行う時は全体で、尾瀬ヶ原の成り立ちや至仏山・燧ケ岳のでき方、木道の事、自然保護に関すること等スタッフから話を聞きます。
自然観察では「アカハライモリ」を探すことに夢中になって、木道と木道の間にいるのをアッという間に見つけてしまいます。子どもの目はスゴイ!
自然観察や解説を聞きながら尾瀬ヶ原を歩いていると雷鳴が・・・急いで山の鼻の山小屋に引き返しました。
雨が降り出さなかったので、山小屋の前で読図とコンパスの使い方を行いましたが、低学年ですと難しく親御さんたちに知ってもらいたいと思って毎回行っていますが、今回は中学生が3人も参加してくれたのでよかったと思います。
2日目も雷雨の予報で1日目よりも早い時間からとの予報。
スタッフで協議した結果、至仏山登山は中止にして、竜宮・ヨッピ橋までと決定。
朝食を済ませて班毎の活動となりました。
尾瀬ヶ原にでは、クマの目撃情報がいっぱいあったり、「見本園」もクマの出没で一時閉鎖になっていたりしていましたが、まさか自分たちがこんな近くで目撃するなんて!何にもなかったから「クマも見られたね」なんて言ってられるけど、登山道でいきなり出あったらそんな事言ってられないですよね!
決めた時間に山の鼻に戻れなかった小さい子たちの班でしたが、鳩待峠に戻る途中から雷雨となり、最後は川のように流れる登山道もしっかり歩き切りました。
2年前の下見の時に何十年ぶりかで訪れた尾瀬ヶ原でした。ゲンさんのガイドを手伝うようになってからは、雪のある時にしか来たことがなかったのですが、久しぶりにいい景色と、花の少ない時期ですが花にも出会えた尾瀬ヶ原でした。
この活動に携わってから10年くらいになりますが、親子で山を歩く楽しさが伝わってくれれば嬉しいなと思いながら続けています。何事もそうですが続けることは大変な事ですね。子どもたちに元気をもらって、親御さんからは楽しかった、こんな経験ができてよかった等のことばに励まされ続けている活動です。
10月28日(土)には、「自然観察と岩登り体験」が沼田のゲレンデで行われます。お知り合いの方で興味ありそうな方がいたら、お知らせいただければ嬉しいです!