8/24(水)~25(木)
コロナの感染拡大が続き、あちこちの山小屋で感染確認によって閉鎖になるところもあり、山小屋泊も心配になってしまう状況下ではありましたが、申し込んでくださっていた方々の希望をお聞きし、催行することになりました。
定員いっぱいの申し込みでしたが、希望者は4人となり直前で一人体調不良のためキャンセルのため、3人+私たち2人の5人で行ってきました。
お盆過ぎ、平日、花の時期が過ぎている等の理由?でか、山小屋は私たち5人と単独男性1人の貸し切り状態でホッとしました。
またすれ違った登山者も、登り時に下ってきた高校山岳部か大学ワンゲルなのか8~9人のグループと、稜線上で会った若いカップルと林道で追い越していったトレイルランナー1人だけでした。
<1日目>青木鉱泉9:00~白糸の滝13:25~五色の滝14:15~鳳凰小屋15:30(泊)
途中で一時雨具を着ましたが、すぐに脱げ鳳凰小屋では外での受付(コロナ対策)を済ませ、蒸し暑い中の急登で汗びっしょりになった衣類を部屋で着替えて、外のテーブルベンチでゆっくりくつろいだ後、カレーライスの夕食となりました。
<2日目>鳳凰小屋6:00~地蔵岳(オベリスク)7:10~観音岳9:15~薬師岳10:05
~林道13:50~青木鉱泉15:30
林道、青木鉱泉と同標高辺りで林道通りに行かず、トラバースルートを見つけ、そこを行ってみることにしました。するとドンドコ沢を渡渉することとなりましたが、流れが狭まった箇所で渡渉でき、疲れた体にはうれしい大幅な短縮となりました。
残念ながら白根三山等周囲の山々を眺めれことはできませんでしたが、まあまあの天気でタカネビランジも見る事ができ、ナナカマドの色づき等秋の気配を感じられたよい山行ができました。
行く前に心配したコロナですが、ゲンさんが言ってた「あんな所(いい意味でそんなにひとが押し寄せないという事)、平日だし山小屋なんか混んじゃあいない」通りでよかったです。実は私はテント泊でと思ってゲンさんに言っておいたのに、ゲンさんはテント泊の準備はしませんでした(正確にはしてくれませんでした)。一ヶ月以上山に行けてなかった私には、ハードなコースでしたね。久しぶりに筋肉痛で家の中を移動するにも痛いです!
下りで遅れ気味だったKさん、焼山に続き頑張りましたね!とても意欲的に頑張っています。当日に備えてトレーニングもしています。東北や北海道の縦走等ハードなコースを目標に頑張って楽しんでください!
最年長のMさん、急登・急下降もしっかり歩けました。一日目の登りでは水をゲンさんに持ってもらいましたが、2日目の歩き始め、ゲンさんが「持ちましょうか」と声を掛けましたが、「大丈夫です。今日は自分で持てます。」と言って頼ることなく歩き切りました。Mさんも普段からよく歩いている方です。
Yさんは今年仕事のやり方を変えて、山に行く時間を多くとれるようになり、東北遠征など遠出の山にもたくさん参加してくださるようになりました。それこそ雪山、日帰り登山・ハイキング、縦走、避難小屋泊等オールラウンドに山を楽しんでいます。今回の山行後「結構ハードな山行だったので、歩けて自信になった」と言っていました。
30年ほど前、夜叉神から2泊3日テント泊単独で、正月に登って以来の鳳凰三山でした。30年前の2泊目は鳳凰小屋にテントを張って、また同じコースを登り上げたのに、全く大変さは感じませんでした。今回は山小屋泊しかも夏山装備、それなのに本当に疲れました。年を取っただけでなく気持ちや向き合い方が違ってきているのでしょうね。三人の方々を見ていてトレーニングの重要性を再認識させられました。