山の案内人阿部源

登山ガイドの夫と共に行くいろいろな山の様子を主に見ていただきたいと思います。そして山の景色や花などをいっしょに楽しんでいただければ幸いです。また、普段の生活で感じたこや家庭菜園の様子などもアップしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

白馬~朝日大縦走 二日目

白馬山荘白馬岳三国境雪倉岳水平道朝日小屋(泊)

白馬大池山荘泊となった私は、4:10過ぎ大池を出発しました。

昨日このコースを歩いた本隊の人たちは、霧の中と雷雨の心配される中で急ぐこととなり、景色を楽しむ余裕はなかったでしょう。

今日も好天となり素晴らしい景色を楽しみながら、本体との合流地点の「三国境」を目指しました。

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明るんでくる白馬大池を眼下に望む。

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夏の太陽が昇ってきます。

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ミヤマダイコンソウと縦走路

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杓子から鹿島槍ヶ岳 鹿島槍の右奥には槍ヶ岳も見えています。

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アオノツガザクラ 稜線には花がいっぱいです。

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ツガザクラ

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蓮華岳

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白馬方面

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三国境到着

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本隊と合流して朝日小屋へ向かいます。朝日小屋も見えています。

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シロウマオウギ

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イブキジャコウソウとミヤマシオガマ咲く縦走路

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花のふちと内面に白色の毛があるのでこれは「チシマギキョウ」です。

無毛なのは「イワギキョウ」です。

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鉱山道分岐から先、鉢ヶ岳を目の前にして下ります。

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ミヤマムラサキは稜線を彩ります。

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何カ所か雪渓をトラバースします。

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シナノキンバイ

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ミヤマキンバイ

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クモマミミナグサ

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ムカゴトラノオ

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クルマユリ

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ハクサンフウロ

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先端に少し花が残ったウルップソウ

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「シロウマタンポポ」か「ミヤマタンポポ」か見分けが付きません。

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タカネヤハズハハコ

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ヤマハンショウズル

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ライチョウの親子

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ツクモグサ」を一輪だけ見つけました。

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振り返って見る白馬方面

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タカネスミレ

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雪倉避難小屋から雪倉岳までは、今日の一番の登り。やっと雪倉山頂に到着しました。

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山頂では遠くの景色が雲に隠れてしましました。

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咲き残っていた「チョウノスケソウ」をSさんが見つけてくれました。

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雪倉岳からはひたすら下ります。

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この辺りからウサギギクが見られるようになってきました。

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タカネナデシコ

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クモマミミナグサ

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キバナノカワラマツバ

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ハクサンタイゲキ

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オタカラコウ

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霧が巻いてきましたが、天気の崩れはない模様。ちょっぴり涼しくなります。

一面の「ミヤマムラサキ」です。

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小さな湿原をいくつも通っていきます。

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雪解け直後の湿原に咲く「リュウキンカ

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ミズバショウもまだ咲いていました。

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やっと水平道分岐です。

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サンカヨウ」も咲き始めたばかりです。

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キヌガサソウ」の群生

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湿原保護のため木道が湿原を避けて新しく付けられている場所もあります。

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オオバ木スミレ

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ミヤマキンポウゲ咲く水平道には雪渓も残っています。

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朝日岳から張り出したこの尾根を回り込めば朝日小屋が見えますよ!

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ガスの中に朝日小屋が見えてきました。

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小屋と朝日岳との分岐に到着です。

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朝日小屋と前朝日 やっと着きました!長かったぁ~

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ピンクのチングルマが小屋手前の木道脇に咲いていました。

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夕食後の18:55 ブロッケンが現れました。残念ながらハッキリ見えませんね。

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明日の天気も保障するような夕焼け

この日は雷鳴を聞かずに済み、長~い道のりを歩き切りました。

白馬岳から雪倉岳間は気持ちのいい稜線歩き、雪倉岳から下りきった所から水平道間は湿原もあり季節が二倍楽しめ、朝日まで足を延ばす人は少ないので、北アルプスの中では静かなコースですね。