登山届提出は登山者の常識です!
登山口には登山ポストがない場合があります。また、鍵が付いている登山ポストも多くなってきていますが、すべてではありません。記載した個人情報を他人に見られないようにするには、電子申請をお勧めします。
全ての警察署宛に電子申できるわけではありませんが、山の多い都道府県では電子申請での受付が整備されています。具体的にはネット検索すれば一覧表が見られます。また、郵送やファックスでも受け付けている警察本部が殆どです。
群馬県を例に説明してみます。群馬県警察本部(登山計画書提出)で検索し、画面に沿って進めていくと、電子申請画面になり、申請者登録もできます。そのまま入力フォームに記入して提出する方法と、予め作成した登山計画書を添付して提出する方法があります。添付での提出は、簡単迅速ですので山行回数が多い人にはお勧めです。登山計画書様式も掲載されていますので、それを取り込むかそれを参考に原本を作成しておくのもいいですね。群馬県山岳連盟HPの画面からもアクセスできるようになっています。
また、コンパスと連携して、コンパスへの提出方法を掲載している警察本部も多くなっています。この方法も提出は簡単ですが、下山報告をしなくてはなりませんので、下山後の報告をお忘れなく!
いずれの方法であれ、登山届を出するのは当たり前という意識を持っていただければ幸いです。それに加えて、「山岳遭難捜索費用付きの山岳保険」に加入することも当たり前と認識していただけるといいですね。埼玉県では捜索ヘリ出動の際は、何割かは当事者負担と聞いています。保険も登山届が提出されていないと対象外になってしまう場合もあるようです。今後、他の自治体や保険のあり方もこのように変わっていくのではないでしょうか?
これを機会にご自分の山岳保険の内容をよくご確認ください。どんな山で、どんな形態、でどんな事故の場合に、どんな保障があるのかよく調べてみると、自分が思っていたような保障はなかったという事も無きにしも非ずです。分からなかったら遠慮なく保険会社に連絡し、具体的にこんな場合の補償は?と聞いて確認することをお勧めします。
<群馬県警察本部宛 登山計画書電子申請提出の手順>
ーパソコン画面での手順ー
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参考にしてみてください。