山の案内人阿部源

登山ガイドの夫と共に行くいろいろな山の様子を主に見ていただきたいと思います。そして山の景色や花などをいっしょに楽しんでいただければ幸いです。また、普段の生活で感じたこや家庭菜園の様子などもアップしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

東北の山

東北の山三座(二ッ森・白神岳・藤里駒ケ岳)の予定が、林道の通行止めで二ッ森に行けなくなってしまい、十二湖の青沼周辺散策となりました。

青 沼

f:id:yamagenabe:20210629144859j:plain

神秘的な青です。

f:id:yamagenabe:20210629144944j:plain

f:id:yamagenabe:20210629145036j:plain

沸壺の池

f:id:yamagenabe:20210629145143j:plain

f:id:yamagenabe:20210629145208j:plain

しっかり咲けば青沼の青に劣らぬほど青がきれいな「エゾアジサイ

<白 神 岳>

f:id:yamagenabe:20210629150608j:plain

登山口を元気に出発

f:id:yamagenabe:20210629150825j:plain

f:id:yamagenabe:20210629151108j:plain

これ何の花?いっぱいありました。

f:id:yamagenabe:20210629151158j:plain

沢コースとの分岐

f:id:yamagenabe:20210629151332j:plain

大きなブナです。

f:id:yamagenabe:20210629151538j:plain

オニシモツケがいっぱいです。

f:id:yamagenabe:20210629151725j:plain

f:id:yamagenabe:20210629151834j:plain

小さな沢をいくつか通ります。そこに咲いていた「キツリブネ」

f:id:yamagenabe:20210629152335j:plain

f:id:yamagenabe:20210629152421j:plain

イワガラミ

f:id:yamagenabe:20210629152905j:plain

最後の水場です。

f:id:yamagenabe:20210629153046j:plain

f:id:yamagenabe:20210629153424j:plain

蟶山分岐までもう少し

f:id:yamagenabe:20210629153547j:plain

蟶山は帰りに寄ることにして白神岳を目指します。

f:id:yamagenabe:20210629153733j:plain

蟶山分岐からはしばらく平坦となり、体も楽になりホッとします。

f:id:yamagenabe:20210629153924j:plain

f:id:yamagenabe:20210629154034j:plain

やっと視界が開けてきます。

f:id:yamagenabe:20210629154148j:plain

この先、大峰分岐

f:id:yamagenabe:20210629154248j:plain

「ワぁ~いい眺め!」梅雨時期でも東北の天気はこの通りです。

f:id:yamagenabe:20210629154605j:plain

f:id:yamagenabe:20210629154712j:plain

山頂を後に、左手には日本海を眺めながら草原状の山頂部を行く。

f:id:yamagenabe:20210629154952j:plain

ニッコウキスゲはちょっと早めでしたね。

帰りは荷を置いて蟶山に行ってきました。

登山口に到着

登山口5:30~沢コース分岐6:20~蟶山分岐7:50~大峰分岐9:40

白神岳10:10~10:50~蟶山12:40~登山口14:40

 

藤 里 駒 ケ 岳

登山口には20台くらい止められそうな駐車場ときれいなトイレがあります。

「ワァ~」と前の方から歓声!

こんな景色が広がっていました。

二つ目の湿原

今の湿原の花はニッコウキスゲウラジロヨウラクの二種類です。

キンコウカとギボウシはこれからの花、いっぱいありました。

三つ目の湿原

ちょうど見ごろを迎えた「ニッコウキスゲ」でよかったです!

ズダヤクシュは遅め

サワハコベ

モミジカラマツはいっぱいありましたが、まだ早めでした。

「ウスバサイシン」はひっそりと

ヨツバムグラ

ブナ林コースとの分岐から山頂への登山道は、ゴゼンタチバナの小径になっていました。

8:30山頂到着

藤里駒ケ岳山頂

f:id:yamagenabe:20210629213813j:plain

岩木山アップ

f:id:yamagenabe:20210629213635j:plain

左の三角形の山が、昨日登った「白神岳」かな?

f:id:yamagenabe:20210629214044j:plain

山頂を後に

f:id:yamagenabe:20210629214134j:plain

右側は草や灌木で見えていないが、スッパリと切れ落ちているので、

気を付けていきましょう!

f:id:yamagenabe:20210629214329j:plain

咲き残っていたマイヅルソウ

f:id:yamagenabe:20210629214428j:plain

湿原コース分岐をまっすぐに、ブナ林コースを下ります。

f:id:yamagenabe:20210629214558j:plain

花をいっぱい付けたシャクナゲはまだ蕾が多い。

f:id:yamagenabe:20210629214943j:plain

藤里駒ケ岳の山頂を振り返って

f:id:yamagenabe:20210629215230j:plain

f:id:yamagenabe:20210629215323j:plain

東北の「ハリブキ」はちょっと優しそうです。葉の上の針も少なく短そうです。

f:id:yamagenabe:20210629220045j:plain

花が残っていたのを見たのはこれだけだった「ユキザサ」

f:id:yamagenabe:20210629220245j:plain

登山口に戻ってきました。

f:id:yamagenabe:20210629220358j:plain

トイレはこんな立派な建物です。登山口のトイレはとてもありがたいですね。

白神岳登山口のトイレもキレイでしたし、お掃除の方が来てくれていました。

そういう方々のお陰ですね!

今回の山行では、体調を崩して白神岳に登れなかった方、登れたけれど本人にとってかなりハードで、山頂手前で体調が悪くなってしまった方もいました。二人とも他の皆さんに比べたら体力的に心配な面はありましたが、頑張れる人でしたので適切な対応をすれば大丈夫と考えていました。何よりも一番つらかったのは本人ですよね。二人とも、ちょっと落ち込んでしまいましたが、藤里駒ケ岳のステキな湿原に出合え、つらい思いをせずに登れた駒ケ岳が最後でよかったなと思います。

同行した皆さんが、いろいろなアドバイスをしてくれたのもよかったです。持ち物や装備や工夫など、知らない者同士が集まるとお互いに学べます。休憩から出発のタイミング、皆さんに遅れることなく出発できるような準備も、人の行動を見て学んでいくんだと思います。一番大事なのは、他の人のことを思う、思いあう事ではないでしょうか。
Sさん、Kさん、何かあった時はみんなが助けてくれますよ。トレーニングを積んでまた行きましょう!