越後駒ケ岳~中ノ岳~丹後山縦走
10月8日(金)~10日(日)
2019年から毎年計画し、台風の影響等で中止となっていた山行ですが、3年目にしてやっと実行できました。最初の年から毎回申し込んでくださっていたのは、Sさん夫妻とKさんです。2年連続で申し込んでくださっていた方も、コロナの影響等で今年は申し込みできず、悔しい思いがあったこととお察しいたします。
想像していたように、我々のような年齢の者にはハードで危険を伴うコースでした。ネット投稿されているように荒沢岳から中ノ岳~越後駒ケ岳の周回を1~2日で行うような年齢ではありませんし、避難小屋やテント泊の経験があまりなく、荷を背負えないような方には、自力で登るのは困難ですね。
<一日目>枝折峠8:20~明神峠9:00~道行山10:15~小倉山11:15~百草の池12:30
~駒の小屋13:50
平日のせいか小屋はすいており、私たちのグループ9人の他、ご夫婦1組・単独男性2人・テン泊が私と単独男性1人だけでした。
<二日目>駒の小屋7:05~越後駒ケ岳7:25~天狗平8:45~檜廊下10:50~
中ノ岳避難小屋13:20
駒の小屋と違って中ノ岳避難小屋は混んでいました。着いたのが早かったので、先客は二人だけでしたが、次々に到着して旅館の番頭さんのように「2階が空いていますよ」と言って2階へ誘導していたゲンさん。1階にはパーテーションがあり区切りごとに二人づつスペースを確保していて、17:30過ぎ「もうこんな時間には来ないね。こんな時間に到着なら常識外だよね。」なんて言って寝ようとしていたら18:00ちょっと前?4~5人のグループが到着・・・「今頃来るなんて」と思いつつ、「少しづつ移動して入ってもらうように」とゲンさん。若い人が多かった避難小屋でした。
<三日目>中ノ岳避難小屋5:35~中ノ岳5:40~小兎岳8:30~兎岳9:15~大水上山9:50~利根川水源碑10:15~丹後山10:50~丹後山避難小屋11:20発~丹後山登山口15:00~林道入口駐車場15:40着
あとは林道を歩くだけ。Kさんが林道入口のゲートまで車を回して待っていてくれたので助かりました。激下りの後の三日目ともなると、たとえ数メートルでも歩くのは短くしたいものですよね。
最後の日が素晴らしい天気となり、紅葉の縦走路を楽しめ、達成感を感じられた山行になったと思います。
こういう山を目指すなら、ふだんからハードな山登りをしていないと挑戦できないコースではないでしょうか。たいへんな思いをした分、満足感や達成感が大きく、見る景色もまた違ったものになると思います。
みなさん、テント泊や避難小屋泊の山行をもっと積極的にやってみませんか。