山の案内人阿部源

登山ガイドの夫と共に行くいろいろな山の様子を主に見ていただきたいと思います。そして山の景色や花などをいっしょに楽しんでいただければ幸いです。また、普段の生活で感じたこや家庭菜園の様子などもアップしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

氷瀑を見に

日光 庵 滝

2月3日(土)

最近やたらと投稿が増えていて、その人気ぶりがうかがえます。

氷瀑と言えば「雲竜渓谷」が有名ですが、こちらは「日光・戦場ヶ原」から歩き始めるコースで、登りはほとんどないコースでした。

風は殆どありません。
小田代原辺りの景色

車道に雪はありません。

弓張峠から車道を進み「外山沢」へ入ります。

目の前の緑の山の下が庵滝になります。

滝の手前の日向で休んでいたり、滝の側まで行って写真撮影したりと
たくさんの人たちが、氷瀑を楽しんでいました。

滝壺には氷瀑がほのかに映ります。

私たちも氷滝の手前の日向で氷瀑を眺めながら昼食
素手になっても全く冷たさを感じないくらいの暖かさでした。
ゆっくりとした昼食タイム後は下山です。

登りに気になっていた大きな木

唐松の植林地

弓張峠から「泉門池」へ戦場ヶ原を周回して帰ります。

眺めのいい所に出ました。
右から「大真名子」「小真名子」「太郎山」

男体山・大真名子・小真名子・その間に真っ白な女峰山・太郎山

何カ所か絶景ポイントがあります。

正面の木々の間に男体山です。
ゴールの「赤沼」はもうすぐです!

一日よく歩きました。

殆ど無風で快晴の一日、真っ青な雲一つない絶好の氷瀑見物の日和となりました。当初2人だけの申し込みだったので、行く道中にお住いのWさんをお誘いし3人に。その後もともと参加予定の方が、Sさんを誘ってくださり、4人の参加で行ってきました。そのうち3人は氷瀑に出合うのが初めてということで、皆さんこの景観に感動でした。
そして、早くも「来年は雲竜渓谷にも行ってみたいね!」と氷瀑に魅了されていました。この映像を見ていただき、来年「雲竜渓谷」が計画された際、参加希望の触発となればうれしいです!

<冬の山行の食べ物>

この日はこの季節には考えられないほどの暖かさでしたが、通常はこんな具合にはいきません。12月末の「日光白根」に参加してくださった方が「食べ物の工夫が必要なことを学んだ」と言っていました。

雪山では、ゆっくり座ってのんびり食事を摂っていられないと考えて準備した方がいいです。開ければすぐそのままで飲める暖かな飲み物・個包装を解いて食べるのではなくそのまま口に入れられるような行動食・腹持ちのするおにぎりなら携帯カイロで保温等、手袋をはめたままゴミを飛ばさないで、そにまま口に入れられるよう工夫して持ってみてください。同行した方々同士でいろんなアイデアを共有し合うのもいいですよね。次回以降の山行ではどんな工夫がみられるか楽しみです。