山の案内人阿部源

登山ガイドの夫と共に行くいろいろな山の様子を主に見ていただきたいと思います。そして山の景色や花などをいっしょに楽しんでいただければ幸いです。また、普段の生活で感じたこや家庭菜園の様子などもアップしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

栗駒山 錦の絨毯

錦秋の栗駒山

9月28日(水)~29日(木)

<一日目>御駒山

国立花山青少年自然の家から登る小さな山ですが、木の根が多い急登がある可愛い山です。山栗がたくさん落ちていて、動物の食料をちょっぴりいただいてきました!

登山口

ブナがきれいです。

こんな急登

モミジハグマがたくさん咲いていました。

急登は終わり、登山道はなだらかに山頂へ!

山頂から眺める花山湖と先ほど通ってきた田園の風景

山頂で景色を眺め、栗拾いをして下山です。

一昨年来た時に見た「ツチアケビ」を探しながら歩きましたが、見過ごしてしまったのか、なかったのか見る事ができませんでした。

これが一昨年見た「ツチアケビ」です。

あっという間に林道に出ました。あとは林道をのんびり歩きます。

赤い実があちこちに、秋ですね。

「シロヨメナ」かな?

今日の宿は、道路わきの駐車場から山道を歩いて行く「湯浜温泉・三浦旅館」です。

ダイモンジソウとウメバチソウ

三浦旅館

宿まで歩いてくる途中にある露天風呂

川を眺めながら入れます。

こちらは、内風呂を改修中に使うために作ったという、敷地内にある露天風呂。
今回は天気もよかったので、両方の露天に一人でのんびり浸かってきました。
「内風呂も改修したので是非入って」と宿の若主人のおススメでした!

 

<二日目>1班:須川温泉~栗駒山(⇄御駒岳)~須川温泉

     2班:須川温泉⇄栗駒山

須川温泉の湯けむりの中を歩き始めます。

名残ヶ原で休憩していると、少し後から出発した2班の人たちが追いつきました。

名残ヶ原から眺める栗駒山には雲がかかっています。

見えたと思ったらまた霧がかかります。

この後は隠れることなく、下山まで姿を見せてくれた栗駒山でした。

パッと景色が広がるごとに歓声を上げて写真を撮る1班でした。

歩いてきた道が延びる紅葉の山肌

いろいろなコースから登ってきた人たちで賑わっていた山頂

山頂直下が草紅葉のイワカガミ平コースです。

天狗平に下る途中から見上げた栗駒山の紅葉

天狗平付近から

天狗平先の展望台まで行くと昭和湖が見えます。

期間限定で(いつまでかわかりませんが)今年度は昭和湖まで行けます。
昭和湖から山頂へは行けません。

御駒岳から秣岳方面を見る

 

栗駒山に戻る途中で振り返ってみる御駒岳(手前のなだらかな峰)と秣岳方面

名残ヶ原に戻り栗駒山を振り返り見る

タカネトウウチソウ

1班の私たちが須川温泉に着いた時、
2班の人たちがちょうど駐車場に着いたところでした。


何度も栗駒山に登っているSさんですが、また栗駒山の紅葉が見たいと7人もの方々をお誘いいただき、8人のグループガイドで紅葉の栗駒山に行ってきました。
とってもよい天気に恵まれ、ちょっと早めでしたが素晴らしい景色に出合えました。天気がよいので昭和湖が見える「御駒岳」まで足を延ばす1班と、栗駒山までの2班に分かれての行動でしたが、下山はほぼ同じ時間になり、両班とも満足できる山旅になりました。ご参加くださった皆さんありがとうございました。

御駒岳に向かう途中で岩手県の地方紙「岩手日日新報」の女性記者さんとお話しする機会があり、後日私たちの後ろ姿が載った記事にしてくれました。
https://www.iwanichi.co.jp/2022/09/30/8773360/
で検索してみてください。