高松山～松田山
３月１日（水）
河津桜の咲きはじめを見たのは、２/８「関八州見晴台」の山行、高山不動でほころび始めたのを見つけました。２/２２「鎌倉アルプス」の山行でも建長寺で咲いていました。その頃のネットで「松田西平畑公園」や「あぐり嵯峨山苑」の河津桜の満開を伝える投稿が多かったので、ハラハラしながらこの日を迎えました。
新東名の工事が行われている高松山登山口から工事現場を見上げる
登山口で皆さんを見送って、私は松田山方面へ車の回送です。
登山口の土手にはもうフキノトウが大きくなっていました。
スミレも咲いています。
少し登った所から見る工事現場
せっかくですから工事現場も楽しみながら歩きます。
こんな所を歩きます。
１時間半で「ビリ堂」到着
私は「桜まつり」が行われている「松田山西平畑公園」（入園料300円）
から歩き始めました。富士山をバックに河津桜をパチリ！
１５分ほど登った所の「コキアの里」にはミカンの無人販売所があって２袋ゲット！
（これで売り切れでした）
ミカンは終わりでしたが、大きな柑橘類・デコポンなどは木になっています。
動物侵入防止用の柵は通過後必ずきちんと締めていきましょう。
長～い車道を登って（こんな所あったかなあ？）やっと「最明寺史跡公園」の一角に到着。
真っ白なアセビが迎えてくれました。
前回はアセビが咲いてた分岐を登って「松田山」方面のコースを取ったのですが、
「最明寺史跡公園」の中を通って短縮しました。
最明寺に咲いていた河津桜（行きは曇り空でしたので帰りの青空を背景に）
最明寺史跡公園上の富士山絶景地から
この花があちらこちらに咲いていましたが、その時は名前が分からなかったので、調べてみました。最初は「ナニワズ」かと思いましたが、花の色が黄色でなく淡黄緑色でしたので、これは違うなと思い調べてみました。
多分「オニシバリ」でしょうかね。花名の由来は、鬼を縛っても切れないほど、
樹皮が強靭なところからきているそうです。
これも間違っていたら、どなたか教えてくださいね！
尺里峠には仮設トイレもあります。
峠の上の「富士山展望地」前回はここまでで、高松山から下りてきた皆さんと合流したように記憶しています。「今日は高松山まで行けるかな？」と思って頑張って歩きました。
ヤマレコ投稿で見ていた「ミツマタ」最初の一株に花が咲き初めていました。
それから５分後「あ～あ来てしまった！」（笑）
みんなと合流ですが、もう少しなので買ったミカンをゲンさんに渡して、
ザックを置いて高松山へ行くことにしました。
「高松山」山頂 富士山と箱根の山々
写真をささっと撮ってすぐに下山 皆さんが昼食にしているはずの「尺里峠」に
向かいました。風が強く寒い！
尺里峠では階段の両側に座って風を避けて昼食タイム
青空が見られるようになった帰りも同じ場所で富士山を！
「最明寺史跡公園」の崩壊地ですが、崩壊箇所のすぐそばを通らなければ
問題なく通過できます。
木彫りのオブジェ
「西平畑公園」手前の日陰に一輪咲き始めていた「シラユキゲシ」という花ですが、
花名は今回初めて参加してくださったT さんが調べて教えてくれました。ケシというくらいですからやっぱり毒性があるようです。日陰を好み繁殖力の強い植物だそうです。
因みに花言葉は「優美」「清純な誘惑」とありました。
最終目的地はもちろん、ここ「あぐり嵯峨山苑」(こちらも入園料300円)からの絶景です！
海まで見えます。
菜の花の香りがムンムン！
ゲンさんは駐車場に着いた時「ここでも菜の花が咲いてるしあんな上まで行かなくても
よかったのに！」と言うけれど、上まで登ってこそのこの景色ですよね！
一週間前のヤマレコ投稿で「汽車とサクラを撮ろうとしたがなかなか汽車が来なくて撮れなかった」というのを見たので、いいタイミングで来たので撮ってみました。
これは「松田山西平畑公園⇄高松山」の記録です。
数日前より「暑くなる・４月の陽気・・・」などと言われていたため、私を含めて皆さん服装をかなり迷いながら準備したようです。Tさんには「暑くなるようですので、薄着でいいと思います。」とお伝えしたり、Yさんは「迷った挙句薄手のズボンにした」とのこと。そんな予想を裏切られ、特に「尺里峠」までは、日差しもなく風も冷たく当たり、暑くはなりませんでした。とっても寒かったという感想です。改めて、どんな天候やアクシデントにも対処できる服装や装備の必要性を感じる山行でした。
温かさが続き、特に西平畑公園・あぐり嵯峨山苑の河津桜は満開とはいえ散り始めていましたが、ステキな景色を見られてよかったです！参加してくださった皆さん「今日は本当によく歩いたね！」と自分の脚を褒めていましたよ。いっぱい歩いたご褒美が「満開の桜と菜の花のコラボ」の山旅でした。
