山の案内人阿部源

登山ガイドの夫と共に行くいろいろな山の様子を主に見ていただきたいと思います。そして山の景色や花などをいっしょに楽しんでいただければ幸いです。また、普段の生活で感じたこや家庭菜園の様子などもアップしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

登り納めの山と初めの山

「パノラマ台」と「竜ヶ岳」

2023年12月31日~2024年1月1日

コロナの規制がなくなり、2024年は辰年とあってか、道路だけでなく登山道も渋滞をおこすほど人がたくさんいた「竜ヶ岳」でした。

また、登り納めの山は「パノラマ台」で、昨年「三方分山~パノラマ台」の山行があった山で、富士山が目の前にド~ン!とそびえたつ山です。

<パノラマ台>

精進湖畔の登山口
案内板を眺めてから出発
「三方分山~パノラマ台」の時私は、体調不良の方がいたので
パノラマ台には行かず、根子峠からここに下りてきました。

落葉した林をジグザグに登っていく登山道は、とってもよく整備されている道です。

高度を上げると蕾をいっぱい付けたアセビの木がいっぱいです。

根子峠からは、左方向になだらかに登っていきます。

走りだしたくなるような登山道を進むと・・・

パラグライダーで飛び立つような場所で・・・

富士山が目の前に!

ちょっと雲がかかってしまった富士山ですが、ここまで見えれば上等ですね。

私は登って来た道を戻り、みんなは烏帽子岳経由で下山しました。

前回はキャンプ場のバンガロー泊でしたが、キ閉鎖されているため民宿泊となりました。バンガロー泊では、スリーシーズン用のシュラフで寝た皆さん「寒かった~!」でした。でもそんな経験もいい思い出になりますね!

翌朝の道路の凍結を心配して、予定より10分早める出発に変更し、翌日に備えて早めに眠りに就きました。

<竜ヶ岳>

心配した路面凍結はひどくはなく、登山口近くの駐車場に着きました。

見晴らしに着くころ明るくなり始めてきました。

ようやく間に合って山頂に到着
山頂は登山者でいっぱいです。
写真を撮るにも一苦労、笹の背丈が高くてなかなかよい場所がありません。
先にカメラを構えていた方が「この隣にどうぞ」と声を掛けてくれました。

あけましておめでとうございます。
2024年の初日の出です!
今年もよい年になりますように願っております。

旅行会社の団体さんもいて大賑いの「竜ヶ岳」

私たちが休んだテーブルの隣では、こんなことをしている若者二人。
こんな重いものを持ってきて楽しんでいましたよ。若いっていいね!
私たちのようなおババを相手に、おしゃべりに付き合ってくれました。
短い時間でしたが楽しいひと時をありがとう!

 

南アルプスもこの通り
穏やかなよい天気の新年を迎えました。

北岳間ノ岳農鳥岳

鳳凰三山」と少し見えるのは「甲斐駒ヶ岳

八ヶ岳

山頂の景色を十分楽しんだ後は、快晴の南アルプスの山並みを目の前に下山です。

ここからは凍結箇所もあるので、軽アイゼンを着けて行きます。
目の前の山は「雨ヶ岳」

端足峠かと思ったらもう少し先でした。

ここからは凍結もなさそうなので、アイゼンを外していきました。

本栖湖半の車道を歩いて見えたのは青空と「パノラマ台~烏帽子岳」の山並み

反対側には、今登って来た「竜ヶ岳」

本栖湖半の道路は大渋滞でしたが、その後の一般道は空いていて、前回っ寄ったお店で「ほうとう」を食べてのんびり帰ってきました。
帰路の車中、全員のスマホ緊急地震速報の音が鳴り響き、能登半島周辺の大地震のニュースを聞き心痛めながら帰ってきました。
新年早々の自然災害に心痛めてお過ごしのことと思います。平穏な日常が早く戻ってくるよう祈ることしかできませんが、他人ごとと思わず過ごしていきたいと思います。