山の案内人阿部源

登山ガイドの夫と共に行くいろいろな山の様子を主に見ていただきたいと思います。そして山の景色や花などをいっしょに楽しんでいただければ幸いです。また、普段の生活で感じたこや家庭菜園の様子などもアップしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

花の山旅ー①

フェリーで行く「北海道 大雪山

7月4日(火)~8日(土)

花が一番いい時期の大雪山に行ってきました。

行き帰りは、フェリー利用ですので、時間がある人にとっては、のんびり船の旅も楽しみながらの山行でした。

大雪山縦走

(層雲峡~黒岳~黒岳石室(泊)~北鎮岳~間宮岳~松田岳~北海岳~白雲岳避難小屋(泊)~小泉岳~赤岳~銀泉台)の予定でしたが、二日目の天気が悪く短縮しました。

<5日>

層雲峡ー🚡ー黒岳リフト7合目~黒岳~黒岳石室(泊)⇄桂月岳

7合目から歩き始めます。残雪量は少ないようですね。

登山道わきの笹の下に咲く「エゾイチゲ」

ヒメイチゲより花も少し大きく、葉の幅も大きく違いがよくわかります。

「ウコンウツギ」がいっぱいの登山道

「ジンヨウキスミレ」葉っぱのギザギザが特徴です。

クロユリを見つけました。

黒岳山頂はあっという間にガスが湧き、周囲の山が見えなくなってしまいました。

少し休んで黒岳石室へ下ります。

「イワウメ」
黒岳からは「待ってました!」花だらけです!みんなの脚が進みません!

エゾのツガザクラ

ミネズオウ

「黒岳石室」到着

石室の周りも花いっぱい!

エゾコザクラ

黒岳石室の受付を済ませ、ザックを各自のスペースに置いて、桂月岳に行ってきます。

イワヒゲ

桂月岳からの景色
黒岳も見えてきました。下ってきた登山道もよく見えます。
黒岳石室は眼下に。テントも2~3張り見えます。
石室の上に見える尖った山は「烏帽子岳
その右のなだらかに見える辺りは「小泉岳」でしょうかね。

翌日は天気が悪くなるようですので、桂月岳から戻って「雲の平」までお花を見に足を延ばしてみる事に!

石室前の縦走路
チングルマはちょうどよい具合です。

「雲の平」のお花畑 右に見える山は「凌雲岳」

キバナシャクナゲ

明日のコースになる方面は雲の中

黒岳方面も雲が多くなっています。
花を楽しみながら石室に戻りましょう!

ザっとくるかもしれない雨も心配でしたが、黒岳石室に戻ってからは外のテーブルで
咲き誇る花を見ながら、贅沢な宴会時間となりました。