山の案内人阿部源

登山ガイドの夫と共に行くいろいろな山の様子を主に見ていただきたいと思います。そして山の景色や花などをいっしょに楽しんでいただければ幸いです。また、普段の生活で感じたこや家庭菜園の様子などもアップしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

赤城「鍋割山」

2月13日(土)

今日は予報通り暖かな日でした。

出発が遅くてもすぐ行けるのが「赤城山」。

鍋割は標高も低くて南斜面のため、他の峰には雪があってもここは軽アイゼン無しで登れました。

目的に合わせて選べ、改めて赤城はいい山だと感じています。

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駐車した場所から榛名山浅間山まで見渡しながら鍋割高原に登る。

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鍋割高原から鍋割山を見上げる

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鍋割高原からの岩場の急登はここまで。

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鍋割山頂への日陰の鞍部に雪がありました。

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最後の登りはこの笹の斜面、微風が顔に当たり気持ちがいいですね!

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登ってきた階段の登山道を振り返る。

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鍋割山頂。着いた時間が12時、ちょうど昼時だったので、ひめゆり駐車場からの登山者も

 含め、のんびりお昼を食べている登山者がいっぱいいました。

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登山口から少し上がった所には、桜の木がいっぱい植えてあります。

桜の時期に花見も兼ねて登るのもいいかなと思います。

 

 

桐生の里山縦走

2月10日(水)

経塚山~小倉山~観察の森分岐~三叉分岐~村松峠~女山~吾妻山

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赤城神社登山口を出発

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目の前のピークが経塚山。右側に桐生市街や今日のコースの最終目的地吾妻山まで、

きれいに見えています。

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経塚山山頂手前から八ヶ岳を見る。今日は周りの山々がとてもきれいに見えています。

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浅間山をアップ

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地元から参加してくれた方2人、西毛寄りの地域から参加してくれた方が多く、「桐生にもこんないい山があるんですね!」と経塚山山頂からの景色を楽しんでくれました。

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経塚山まではみんな一緒でしたが、ここからは吾妻山までの「周回コースグループ」と、

リハビリを兼ねて参加の「観察の森で下山グループ」に分かれて行動しました。

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小倉山で「周回グループ」に追いついてしまいましたが、すぐに出発し次のピークで

「ヤッホー!」と手を振っています。

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次のアンテナが立つピーク

地形図には名前がありませんが、地元の方たちが標識を付けてくれています。

 

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アンテナの立つピークは「笹久保山」だそうです。

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観察の森分岐観察のでお昼と思っていましたが、地元のHさんの提案で「下に下りると東屋やベンチがあるので、そこで食べましょう!」「さんせ~い!」階段が多い観察の森です。

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管理棟の庭にフクジュソウが、輝いて咲いていました。春近しですね!

 

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こちらは先行して観察の森分岐に着いた「吾妻山までの周回グループ」

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風を避けた日向ぼっこで昼食です。コースのアップダウンは小さいので、皆さん余裕です!

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ここは途中リタイアの方のために下山予定地にしていた「村松峠」です。

ここまで来ればだれもリタイアする人はいませんよね!

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吾妻山山頂手前では、こんな階段が何カ所かあります。

階段の上り下りは膝を痛めている人には余計辛いですよね。みなさ~ん頑張って~!

 

今度は桐生方面の人が水沢山や十二ヶ岳や嵩山などの西毛・北毛地域の山に遠征しましょう!

本日参加の皆さんに「群馬の山ベストガイド」のガイドブックをお勧めしました。その場で購入された方もいました。これを活用して「知ってそうで知らない群馬の山」を自力で登っていただきたいと思います。もちろん安全登山でお願いします。

群馬の山ベストガイド 

販売してますので、購入希望の方はご連絡ください。

 

 

白毛門・松の木沢の頭

2月7日(日)

白毛門「松の木沢の頭」まで行ってきました。

当初の予定では「蓼科山」でしたが、群馬県の警戒度4が2/8までだったため変更した山行でした。前日も入山者が多く、しっかりトレースも付いていたので、スノーシューの使用はなくアイゼンだけで間に合いました。

白毛門の山頂手前の雪壁は、申し込んでくださった方々のレベルでは危険と思われるため、「松の木沢の頭」までの条件で催行しました。

宣伝通り谷川岳東面の素晴らしい景色が見られ、参加してくださった皆さん喜んでくださいました。下山途中から雪となり多少吹雪き、気温が高かったため土合では雨でした。

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ご存じのように最初から急登なのが白毛門!

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歩き始めて1時間ほど、樹林が途切れた場所から谷川岳が見えてくると急登の辛さもいくらか和らぎます。

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タムシバの蕾も今日は暖かそうです。

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白毛門の山頂がちょっぴり見えてきました。

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何処まで行ってきたのでしょうか?もう下山してくる人もいます。

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ずっと続いた急登がこの上でちょっと緩みます。

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最後の急登。ここを登り切れば松の木沢の頭です。

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登っている雪の斜面の向こうに谷川岳

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思わず歓声が上がり

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松の木沢の頭に到着です!

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谷川岳と一ノ倉岳・マチガ沢と一ノ倉沢と幽ノ沢

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白毛


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下山開始

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下山コースが土合までしっかり見えています

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谷川岳を右手に見ながら下山

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途中から雪になりここまでくると雨になってしまいましたが、松の木沢の頭からの景色を堪能でき、よい山行になりました。








お知らせ

お知らせ

何人かの方から、「ブログが見られない」との問い合わせをいただいておりましたが、やっと再開することができました。ブログ運営会社が変わったので、今まで見ていてくださった方には見づらい点があるかと思いますが、私も慣れていかなくてはと思います。

HPからリンクの設定前に投稿だけはしていたので、このお知らせが後になってしまっています。消えてしまった過去の山行記録も、今後予定されているものについてはなるべくアップしていきたいと思います。映像を見て「いい山だなあ。行ってみたいな。」と感じてくだされば幸いです。

拙いブログで私の個人的な視点になってしまいますが、いろいろな山を投稿していきたいと思いますので、今後ともご覧になっていただけるとうれしいです!

 

経塚山~吾妻山周回

<個人的山行>

友だちを誘ったけど、都合が合わず行けなかった「経塚山」に昨日一人で行ってきました。家事を済ましてザックに必要なものを詰め込んで、家を出たのが11時過ぎ・・・

出発したのが11:30をまわっていました。経塚山から小倉山をピストンでとゲンさんに言うと、「観察の森くらいまで行って来れば」だったので、そのつもりで歩き始めました。眺めのいい経塚山でお昼と思ったのですが、もう少し先に進み小倉山手前の鞍部でのんびりお昼。(途中どこにも寄らないので、買い置きのカップラーメンとリンゴ・インスタントコーヒー)

観察の森分岐で、天気もいいし行けそうなので、ゲンさんに予定を変更して吾妻山まで行くことを伝えて周回することに。

桐生の山は赤城山と共に、「天気がいいからさあ行こう!」で行ける山ですので、友だちとまた行くつもりです!

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経塚山から桐生市街を見る

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経塚山付近から見る浅間山榛名山

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小倉山から周回していく吾妻山を見る

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穴のある石塔

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覗くと駒見山が見えるとのこと

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観察の森分岐

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開けた場所で赤城山を眺める

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こんな階段の登山道で吾妻山に向かう

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吾妻山到着 ちょうど一人山頂に着いた方がいました

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昨年登った「菱町から仙人ヶ岳周回」のコースを眺めながら休んでいると、2~3人の方が山頂に到着です。のんびりと里山歩きが楽しめました。

 

赤城・地蔵岳スノーシュー

1月25日(月)

前日降雪があったので、スノーシューにはちょうどいいと思い赤城へ向かいました。ひめゆり駐車場(箕輪)にも鍋割や荒山を目指す登山者の車がありましたが、無積雪期に比べたら少ない台数でした。

広い新坂平駐車場は除雪されていないと思い、手前の鈴ヶ岳登山口反対側の駐車スペースに止めて歩き始めましたが、新坂平駐車場へは除雪してなくても入れる状況でした。

赤城はどの峰も、朝起きて天気を見てから出かけられる近くていい山ですね。ワカサギ釣りや霧氷もきれいで写真を撮りに訪れる人が多いようです。この日の地蔵もきれいでした。

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牧場の柵沿いに歩きます。

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暖かな日で時間も遅くだいぶ落ちてしまいましたが、青空に映えますね。

 

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山頂手前 最高!

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おなじみの地蔵岳山頂の電波塔

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地蔵から大沼と黒檜山~駒ケ岳

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上州武尊山

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上州武尊山至仏山~燧ケ岳

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谷川連峰

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真っ白な浅間山を目の前に下山です。

今季初めてのスノーシューでした。平日でしたが、この雪景色を眺めようという登山者は私たちだけではありませんでした。短時間でいい景色が楽しめた山行でした。

 






 

尼ヶ禿山スノーシュー登山

1月31日(日)

1/24(日)に「切込湖~刈込湖スノーシュー」を予定していましたが、栃木県に緊急事態宣言が発令されていたため、「尼ヶ禿山」に変更していました。23~24日は雪の予報となったため、31日に延期し今回催行に至り、7名の方が参加してくださいました。

天気はもう少しよくなる予想でしたが、雪が降る中をラッセルし辿り着いた山頂でした。初心者の方もいましたが、危険箇所もなく急な登りもなく安心して歩けるコースでしたね。

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玉原高原・中心広場を行く

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センターハウス 屋根からの落雪に注意して軒下で休憩

 

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ゲンさんが先頭でラッセルした後を歩く(後ろにいくほど楽になることを実感!)

自然環境センター手前の一番雪が深かった場所です。

 

 

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誰も歩いていない所にトレースを付けていくのは、たいへんだけど気分がいいですね!

 

 

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東大セミナーハウス

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東大セミナーハウスで休憩 道路を辿らず手前の林間の急斜面を登ってきました。

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ブナの尾根はとてもキレイです。積雪もいくらか少なくなりラッセルも楽になりました。

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高度が上がり、山頂が近づくにつれて風が強くなってきました。

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山頂到着「ヤッター!」

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さあ下山です。こんな天気で展望は得られなかったけど、山頂が踏めて満足でしたね。

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下りきると東大セミナーハウスです。「トレースのない場所を歩いてみましょう!」

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東大セミナーハウスからは道路上のトレースのない所を通って下りましょう。

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「ぶなの湧き水」付近はツララがいっぱいでした。薄日が差して天気も回復のようです。

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<コースタイム>

たんばらスキーパーク9:00~東大セミナーハウス10:20~10:35途中で昼食20分~尼ヶ禿山12:15~12:20~東大セミナーハウス13:15~13:25たんばらスキーパーク14:25