山の案内人阿部源

登山ガイドの夫と共に行くいろいろな山の様子を主に見ていただきたいと思います。そして山の景色や花などをいっしょに楽しんでいただければ幸いです。また、普段の生活で感じたこや家庭菜園の様子などもアップしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

シオジ原生林

上野村・シオジ原生林

4月27日(水)

予定していた周回コースを変更して、シオジ原生林往復コースで実施しました。

申し込みはずっと2人だけだったのですが、ありがたいことに直近で5人に増え私たちを含め7人で賑やかに新緑を楽しんできました。

シオジの湯から歩き始め民宿の前や民家の横を通ってすぐに沢への入口です。

沢がとってもきれいです。

こんな風に階段や桟橋が作られているので安心できます。

 

ヤマエンゴサク

ヒトリシズカがそこら中に咲いていました。

ハシリドコロもいっぱい 花はほとんど終わり

マルバコンロウソウ

マルバコンロンソウ

フタバアオイ

フタバアオイの群生

シロバナエンレイソウ

ヤマハコベ

ワチガイソウ

原生林まであと1㎞ 沢から一旦離れて登りになります。

エイザンスミレはたくさんありましたが、
花が残っていたのは原生林が近くなってからでした。

登って下って尾根を越え、また沢に沿って進みます。

ヤマネコノメソウ→ネコノメソウに訂正

「そり道」といわれる、昔材木や炭を運び出した広めの道が残っています。

先ほどの尾根への登りやそり道にフデリンドウがたくさん咲いて

シオジ原生林観察路入口から沢へ急下降

原生林はもう少しです。

葉が互い違いに生えているのが「ヤマネコノメソウ」これはネコノメソウでしたね。

これが「シオジ」の木です。柔らかく加工しやすい材だそうで、
家具などに利用されたそうです。

シオジの原生林で昼食にし、原生林を後にして同じコースで帰ります。

往路で下った所は登り、登った所は下ります。

尾根のてっぺんから今度は下ります。

イワタバコもたくさんありました。花はみたいけどそのころはヤマビルが出るのかな?

心身ともに癒された山行でした。コロナを忘れウクライナの戦争を一瞬でも忘れられたかな。こんな癒しが早くウクライナにも来るといいですね。

ハイノキの真っ白な花が待っていてくれました。

美しい沢や小さな可愛い花がいっぱい咲いていて、新緑だけでなくとっても気持ちがよい山行でした。参加してくださった皆さん「癒されるね」と喜んでくれました。下見は12月でしたので花など無く、今回行ってみていろんなことに気づかされました。行ってみなければ分からない事、やってみなけりゃ気づかない事・・・たくさんありますね!春、花たちが待っていますね。皆さんどんな花に出合いましたか?今度お会いした時には、珍しい花やこんなところでこんな花を見た等語り合いましょう!