山の案内人阿部源

登山ガイドの夫と共に行くいろいろな山の様子を主に見ていただきたいと思います。そして山の景色や花などをいっしょに楽しんでいただければ幸いです。また、普段の生活で感じたこや家庭菜園の様子などもアップしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

原三角点の山

米 山

9月13日(水)

雲取山と白髪山(西上州)そしてここ「米山」の三ヵ所にしか残っていない原三角点の山です。私は今回初めて「米山」に登りましたので、これで三ヵ所全部の登ったことになりました。

立派な建物(中にトイレ有)がある下牧登山口

登山口には土を山頂に背負い上げるための案内があります。
私が代表で1袋持って行くことにしました。

はじめは杉林の中の緩やかな登り

杉林の中には「ミズヒキ」がたくさん咲いていました。
これはめでたく紅白のミズヒキでした。

ネット投稿で分かっていましたが早速出てきました。
V字状にえぐれた登山道!足元は滑りやすそう。

無風でみんな「暑い!暑い!」と言ってやっと展望が効く場所に出ました。

日本海を眺め、多少気分的には解消された暑さですが、風がありません!

えぐれた登山道から解放され気分は少し楽になります。

駒の小屋

駒の小屋のすぐ上には「三十三観音」の石仏

V字状登山道の両側には、オオイワカガミがいっぱいです。
雪解け直後にはたくさんの花々が見られるのでしょうね!

ツツジ

ここ水野登山口への分岐手前から、やっとV字状登山道から解放されました。

「しらば避難小屋」の裏手を少し下ります。
ここから先は女人禁制で、昔の女性はここまでしか来られなかったそうです。
米山山頂をここで拝んで下山したとのことです。

米山への最後の登り
暑いですが風が当たり生き返るようでした。

ハギがきれいです。

山頂から西に延びる「大平登山コース」

山頂までもう少し!

ヤマブドウやサルナシ(コクワとも言う)が生っていました。
サルナシはもう少しすると柔らかくなり食べごろとなります。
今年は山の実りが乏しく動物たちの食料に残しておきましょう!

山頂到着

小屋の裏手に「土置き場」があります。

背負ってきた土

土を背負い上げた人にはこんなステキなプレゼントが!


同じコースで下るのは滑りやすく危ないので、水野登山口に下ることになり、私は皆さんより一足先に下山開始。原三角点の撮影を忘れてしまいました。

水野登山口へのコースは短く階段が多く、下りには安心して歩け、こちらに下って正解でした。

蒸し暑い中での今日の登山、ご参加してくださった皆さんお疲れさまでした。