山の案内人阿部源

登山ガイドの夫と共に行くいろいろな山の様子を主に見ていただきたいと思います。そして山の景色や花などをいっしょに楽しんでいただければ幸いです。また、普段の生活で感じたこや家庭菜園の様子などもアップしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

東毛アルプス

荒神山茶臼山~籾山峠

3月24日(日)

東京のツアー会社「山と風」様の依頼で同行しました。

2泊3日のツアーで、一日目は栃木県の「鶏足山~焼森山」とミツマタ群生地、二日目は大谷石採掘跡・大谷の地底湖等、そして、昨日最終日の「屋敷山のミツマタ」と「東毛アルプス」のガイド依頼をいただき同行しました。

荒神山の登山口は道路から階段で上がりますが、
すぐに「タチツボスミレ」がたくさん咲いていました。

岩場の急な登りですが短い距離です。

カタクリの群生地です。
葉が一枚のものが多く、これが花を付けるようになると見ごたえもあると
思うのですが・・・ 
葉が二枚になるには発芽から7~8年かかり花を付けますが、それまで葉は一枚。

今年初めて出合う「カタクリ」です。

アッという間に「荒神山

ゲンさんが皆さんに山の説明をしています。

眺めはとてもよい場所ですが、太陽光発電パネルが設置され柵があり残念。

ウグイスカズラの花が、味気ない林の中に彩りを添えています。

「姥沢の頭」のピークを踏んで一旦下り「茶臼山」へ

茶臼山へ向かう尾根上や右側斜面には、ヤマツツジがもう咲いてしまっています。

前の方から「山頂ですよぉ~!」の声

「阿左美沼・競艇場」や「赤城山」を眺める
霞んでしまって谷川方面の雪山が見えず残念

サクラが咲けば、よいロケーションとなりますね。

浅間山(雪の山)と榛名山(2022年2月撮影)

榛名山(左)と赤城山(2022年2月撮影)

茶臼山から岩だらけの尾根を下る総勢14名の皆さん

登りでクサボケの新芽をいくつも見つけていました。
下りでやっと花一輪見つけました。

小さいながらもコース上のピーク7つ、数えながら通過していきます。

根元山に到着

「根元山」は太田市の最高地点だそうです。

籾山峠への下りは急です。滑らないよう気を付けてゆっくり下ります。

ゴールはもうすぐ

回送したマイクロバスが待っています。

首都圏からの参加者ばかりと思っていましたが、遠くは北海道や山口県からの方もいるとのことでビックリです。私たちも遠くの山に行きますと「えっ、群馬から!」と驚かれますが・・・
3月になってから寒さが続き、花の開花が遅れてしまって「屋敷山のミツマタ」もまだ満開になっておらず残念でしたが、何より天気ですね。前日の大谷はとっても寒かったようですが、この日は曇りがちながら暖かくほんとうによかったです!
遠くからお越しの皆さま、群馬の里山を楽しんでいただきありがとうございました。群馬には素晴らしい山がいっぱいです。また来てくださいね。お待ちしております!
また、群馬の皆さま「山と風」のツアーを検索してみてください。海外から里山までいろんなツアーが用意されていますよ。