山の案内人阿部源

登山ガイドの夫と共に行くいろいろな山の様子を主に見ていただきたいと思います。そして山の景色や花などをいっしょに楽しんでいただければ幸いです。また、普段の生活で感じたこや家庭菜園の様子などもアップしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

笠取山

雨あられの山・笠取山

10月25日(水)

一週間前には雨マーク☂が付いていた天気予報でしたが、次第によい方向となり催行できました。穏やかに晴れた日、青空の下作場平を出発しました。

作場平登山口の標高は1310mくらい
こんな感じに色づいています。

このような橋をいくつも渡っていきますが、よく整備されています。
それはそのはず、ここは東京都の水源の森です。

沢に沿った登山道

前の方から数台のチェーンソーの音
木を切って皮を剥いだり丸太を半分に割ったりの作業中でした。
橋を架け替えたり登山道のぬかるみ箇所に設置したりと登山道整備の方々でした。

架け替えられたばかりの橋を渡ります。
作業していた方々のお陰で登山の安全が確保されていますね!
ありがたいことです。

黄葉したモミジのトンネル

ヤブ沢峠

笠取小屋は土日・休日だけの営業のようですね。

笠取小屋から上はこんな板が敷かれた登山道です。

マルバダケブキの花柄

景色が開けてきましたが、空は雲に覆われてしまいました。

富士川・荒川・多摩川の三つの川の分水嶺は「小さな分水嶺」と言われています。

よく目にするこの景色
AさんはBSプレミアムの「日本百名山」で笠取山を見て参加してくれました。
この景色が見たかったんですよね!

今までは楽勝
これからが本番の急登です。

登る途中から振り返って

ここでお昼にしましょう!
残念ながら富士山は見えませんが穏やかです。

私と5人の方で、多摩川の源頭「水干」まで行ってきました。
ここから戻る途中でポツポツと・・・雨☂?あられ?・・・

急いで笠取小屋まで雨具を着ずに到着!
ここでトイレを済ませ雨具を着ました。
笠取小屋からは一休坂コースで下ります。

雨具の紅葉!

登山道の脇には所々霰で白くなっています。

もうすぐ登山口という所で雨も止み、青空も出てきました。

どこの山も、遅れていた紅葉が一気に進んだようですね。
さすが東京都の水源地、よく整備された登山道で、笠取山は思った以上の紅葉が見られました。山頂部だけが急登ですが、他は緩やかなコースで山頂からの下りだけは気を付けて下りたいですね。転ぶと一気に下まで行けてしまいますよ!(笑)
これからの季節は、「里山の紅葉」や「落葉後の景色」が楽しめますね!
特に雪をまとった北アルプスや富士山等の遠望を楽しめるような山域がいですね!