山の案内人阿部源

登山ガイドの夫と共に行くいろいろな山の様子を主に見ていただきたいと思います。そして山の景色や花などをいっしょに楽しんでいただければ幸いです。また、普段の生活で感じたこや家庭菜園の様子などもアップしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

房総半島の山

鋸 山 329.1m

11月12日(日)

房総半島にある「鋸山」に行ってきました。

今年は雨具が活躍してしまう山行が多く、この日も歩き始めから雨具を着ての山行となってしまいました。

車を停めた登山口近くの旅館の駐車場から住宅地を進むと標識がありました。

右の高くなっている所は線路です。

車力道コースと関東ふれあいの道コースの分岐
車力道(左)で登ってふれあいの道コース(右)で下山します。

右のコンクリートは高速の高架下で、ちょうどよい休憩場所になりました。

いよいよ車力道 いろんな説明板があります。

切り出した石を運んだソリの軌跡が深い溝となって残っています。
ソリを操っていたのは女性だったそうです。
男性は石を切り出す作業を担当したのでしょうかね?

こんな急でカーブした場所も通ったんですね。
ちょっと寄り道です。

何があるんでしょう?

岩壁に彫刻が刻んであります。

猫が彫られていました。石工さんの遊び心でしょうか?
今の時代なら造形作家にでもなっていたんでしょうね!

だれが放したのかこんな所に錦鯉が一匹いました。

次々に石切り場を巡ります。

「岩舞台」と言われる場所

雨も大したことないのと時間も十分あるので鋸山山頂に行くことにしました。

山頂到着

景色が少し見えてきました。

とにかく急な階段で、濡れているので余計注意が必要です!

あちこちに咲いていた「ダイモンジソウ」

ラピュタの壁」と呼ばれる所

階段が続きます。

「日本寺」の百尺観音を見学

この前に人が立てば大きさが分かったのに・・・

「地獄ノゾキ」からは何にも見えません。

下山の関東ふれあいの道コースは展望もよく歩きやすい登山道でした。

そしてこの辺り、これまで見たことがないほどいっぱいの「コウヤボウキ」

キレイな花ですね!
冬の低山で花柄(ドライフラワー状)はよく目にするのですが、
花を見たのは初めてでうれしかったです!

ツワブキも何株か咲いていました。

急な階段を下って、朝通った車力道との分岐になります。

「雨の中、お疲れさまでした」
港に寄っておみやげでも買って帰りましょう!

何日か前までは晴れマークが続いていたこの日の天気、当日に限ってこんな天気になってしまいました。それでも予定していた5人の方全員参加してくださりありがとうございました。大雨でない事、山域も雨でもそんなに危険がない等の判断で決行しました。山登りの要素だけでなく、なにか探検でもしているような気分になってくる山で、初めての経験でしたね。この間の「尾白山」もそうですが、行ってみなければ分からない発見がたくさんありますので、これからも遠近や有名無名、標高の高低等に係らず、特にまだ行ったことない山はご参加くださいね。反対にがっかりする山もあるかもしれませんが、それはご容赦ください。(笑)